宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

三度目の正直!

2016年1月20日

DSC_1337DSC_1332 パソコンが復活したのですが、これが二度目の打ち込み作業に(><)何故か、二回消えてしまう羽目に(><;)

 先日、NPOジェントルハート プロジェクトの大貫理事からメールをいただき、「学校での事件・事故」の現状と遺族の気持ちを知ってもらいたいということで、今日の参議院議員会館での院内集会にみわ智恵美議員と参加しました。始まって直ぐに、学校の部活動で息子さんの命を奪われた遺族の方々からの悲痛な訴えがあり、胸が苦しくなりました。そして、このプロジェクトの理事をされている小森さんの娘さんは、いじめを苦に15歳で自らの命を絶ってしまったことを話し、学校側の隠ぺい体質から真実を知らせてもらえず、裁判を起こさざるを得なかったことを話されました。

 講演には、精神科医の香山リカさんt法政大学教授の尾木直樹さんが立たれました。

 香山リカさんは「最近、臨床に来られる方の多くは、何かに依存していることが多い。この方々の過去の話を聞くと、子どもの頃に親から虐待を受けトラウマになっていることが多いのです。(中略)いじめを受けた子だけでなく、その現場に居た子たちも精神的な苦痛を受け、大人や友達にその事を言えずに、大人になり仕事などで辛いことがあると、何かに依存している時だけ気持ちが真っ白でいられる。」と、心に受けた傷の深刻さをお話してくださいました。

 尾木先生は「今日本当は、お断りしようかとも思ったんです・・・。」と、涙ながらに語られ「でも、今日の会の方々でしたら、上手くお話できなくても、ご理解いただけると思ったのと、ご遺族と一緒に居られたら気持ちが落ち着くのではないかと思い来ました。」と、続けました。

 激安スキーツアーのバス転落事故の犠牲となり命を奪われた、尾木先生の教え子さん、この方たちのことを本当に愛していることが伝わり、会場に居た方々からすすり泣きが・・・。

 「今、日本全体がおかしくなっていると思います。通信制の学校は規制緩和で、無資格でも開校できてしまい、お金で高校卒業の証明を買うことができてしまう。本来なら、いじめで不登校になった子たちにための通信制のはずなのに。お金儲けの企業であって学校ではない。それとね。組体操の事故も無くならない、去年だけでも8500人を超える子どもたちが怪我をしているの。7m、11段、下の子は250K以上に耐えなければいけないなんておかしいでいしょう。命を大切にすることができないなんて、おかしい。こんな国である限り、他国との戦争をしないでいらるのか、と思ってしまいます。今、人間の心を無くされている気がします。」と、学校の問題だけでなく、子どもを取り巻く大人の社会への強いメッセージを語られました。

 他にも大津のいじめ自殺のこともお話してくださいました。裁判のこともあるからか、話すと罰金が課せられると言いながらお話してくださいましたが、私がここで言ってしまうことで先生にご迷惑をおかけしては申し訳ないので、やめておきます。

 私は、中学でいじめに遇い学校に行かない日々が続きましたが、幸い母に「学校に行きなさい。」と、言われたことは一度もありませんでした。だから、自殺をせずに済んだのだと思います。

 何だか、辛くなってきてしまいました。なので、今日はこれで終わろうと思います。

 バス事故で犠牲になってしまった15名の方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。ご遺族の方々には、心からのお悔やみを申し上げます。

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