宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

市議団と県会議員と比例予定候補と・・・

2016年1月26日

DSC_1412DSC_1405 視察に行きました。市庁舎を9時に出発。保土ヶ谷区に在る上菅田特別支援学校に到着し、校長先生から学校の説明をしていただきました。頂戴した学校要覧では「本校の概要」に「横浜市で最初に作られた、からだの不自由な児童生徒のための学校です。」と、書いてありました。教育目標は「明るくキラキラ輝き伸びゆく子」と「勇気と希望をもって自立に向けて チャレンジする子」と、書いてある通り、みなさん元気にキラキラしてました。何より、校長先生をはじめ職員の方々が元気に児童生徒さんたちと向き合っていることが良くわかり、決して広いとはいえない校舎でしたが、明るい雰囲気で素晴らしい教育をめざしていることが良くわかりました。ただ、医療ケアや食事のお世話などに苦労されているそうです。「あと3人くらい食事の世話をしてくれる方がいてくれたら良いのですが、予算の関係で・・・」と、校長先生。

 港北区に移動し、廃校と報道され、PTAの方々や近隣の方々が3万筆の署名を集め「上菅田特別支援の分教室」として、現在の在校生が卒業するまで存続することになった北綱島支援学校にお邪魔しました。こちらでは、校長先生と署名集めに奔走したPTA会長さんと、副会長さんも同席してくださり、この学校への思いをお話していただきました。「11月30日に署名を提出。3週間で3万筆という署名を集めたことで分教室として残すことができ、これからのことを考える時間ができた。「これからの北綱島を考える会」を立ち上げたことで保護者がまとまることができました。」と、PTA会長さん。副会長さんは「私の子どもは今6年生で、医療ケアをしてくれるからこの学校を選んだのに、中学卒業までは居られるけど、転向となると・・・。環境より安心して通えるのかが大事です。この学校には歴史があり、先輩たちが作り上げたものだから、自分の子どもが良ければ良いではないと考えてます。」と、本当に毎日送り迎えをしているご苦労なども語られました。北綱島特別支援学校は重度の肢体不自由の児童生徒さんが通っているので、バスや自家用車での送り迎えは、家族、職員さん、そして本人にも本当に重労働です。このご苦労を想像することが、教育局の方々には出来ないのでしょうか?何故か、県の職員さんが同行して、校長先生に質問したいのに、答えてもらえず。県の方が答える・・・。結局なかなか本音が聞き出せず、時間切れになってしまいました。

 今回の視察には、君島ちか子県会議員、大山奈々子県会議員、椎葉かずゆき比例予定候補も同行しました。

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