宇佐美 さやか

　３０名以上の方が参加。コーラスの小組の方々の素敵な歌声から始まり、とても賑やかで楽しかったのですが、次の予定があり後ろ髪引かれながらも、途中退席。

　「春を呼ぶ　２０１６年新春平和学校」に、みわ智恵美議員と大山奈々子県会議員と参加。ここでは、神奈川うたごえ合同のみなさんの歌声で始まりました。

　「戦争法廃止へ　２０１６年の展望」と、題して東海大学の永山茂樹教授の講演を聞きました。今年の３月から法が使える様になるのですが、実際には、もうすでに「海外で戦争できる国」に、されているという恐ろしい現実の話に寒気が（＞＜）８つある根拠のうち１つは「ジブチ基地の強化」が挙げられていた。この地は、貧困から抜け出すために海賊になる人が多く、海賊を取り締まるという名目で日本の自衛隊が基地を置き我が物顔で使っているそうです。でも、今は、日本人が漁業を教え、海賊になる人が減り、平和な地域になったそうですが、自衛隊は、さらなる強化を図って、アフリカ全土に基地を展開しているそうです。「早く、ジブチの人達に土地を返して帰ってきて！」と、思ってしまう。そして自民党の憲法草案の恐さと「国家緊急権条項」とは、というお話もしてくださいました。

　その後、映画「ザ・思いやり」というタイトルの１５分バージョンを上映。この映画は、アメリカ人のリランバクレーさんが作ったもので、リランさんご自身が日本に来て、日本の事を知ろうと「日本国憲法」を、読み感動したのに、なぜアメリカ軍が日本の基地で好き勝手しているのか疑問に思い、調べていくうちに「思いやり予算」のことを知り、更にアメリカが他国を攻撃することに胸を痛め、この「思いや予算」を払う事は「他国の人々を殺すことにつながる」と、いう結論に。そしてこの映画を作ることにしたそうです。全編は９０分で、４月２０日（水）エポックなかはら大ホールで１４時と１９時の２回上映するそうです。ぜひ！みなさんご覧ください！１５分バージョンでも面白かったのですが、全編観たくなりました。因みに、リランさんの自己紹介「神奈川の平和委員会の中で恐らく唯一の青い目の会員です。」と、日本語が上手な方でした。

　今日は、歌声に講演に映画にと、盛り沢山な一日でした。