宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

昨日との温度差にびっくり!

2018年10月8日

上菅田運動会 (3) 朝、昨日と違ってどんより空で、空気がひんやり(~_~;)

 今日も、畑野君枝衆院議員と一緒。西菅田団地自治会の第47回の運動会にお招きいただきました。

 木村自治会長のごあいさつで「この団地は、70歳以上の方が850人となりました・・・」と( ゚Д゚) ここは、日本の縮図で、この状況だけを見て学校統廃合をしようとしているのですから、コストだけで子どもたちのことを考えていないのが良くわかる。

 みなさんと一緒に体操して、参加されている方々にごあいさつしていると「いつもお世話になっております!あのね!先日の日曜版に私の故郷が出ててね!懐かしくて、毎日歩いていた所なの!」と大喜びされてた(⌒∇⌒) 良い思い出がいっぱいの所が新聞に載っていたら、それは嬉しいことでしょうね(^▽^) 何だか私も嬉しくなってきた(≧▽≦)

 大勢の方にごあいさつしていたら、PTAの副会長さんにお会いできた。 「あっ!宇佐美さん!いつもありがとうございます!」と「いえいえ!こちらこそ!」と、畑野君枝衆院議員を紹介すると「私も学校統廃合のことを取り上げてます!コストばかりで、子どものことを考えないでね!災害に遭った時に直ぐ帰れる距離が良いんですよね!」と言うと「本当ですよね!!」と共感しあい、エール交換しお別れ。後ろには、学校問題考える会のシンポに参加されていた方(⌒∇⌒) 「あぁ!いつもありがとうございます!」と、この方にもお礼を言われたのですが、私は、みなさんに励まされてますから(;^_^A

 ぽつんとお一人で座っていた女性に「こんにちは!日本共産党です」と言うと「みなさんのお役にたってる共産党さんですね!」と(*´ω`*) 畑野さんと2人で「あぁ!そう言っていただけるとありがたいです!」とハモル(;^_^A

 そうそう!「ねぇ!学校のこと頑張ってね!みんな反対してるんだから!!」と応援してくださった方にもお会いできた(≧▽≦)

00820002 ポツポツと雨が降ってきたのですが、直ぐにやんで良かった(⌒∇⌒) 暑すぎないで、運動するには良い気温になって良かった。

 

 一旦帰宅。レンジとお散歩に行く。

 パソコンに向かい、ポチポチと質問を作る。

 

 13時頃に間に合うように自宅を出る。バス停で、今朝も会ったご近所の男の子と会った(⌒∇⌒) 「こんにちは。お出かけですか?」と聞くと「はい!髪切りに」と照れ臭そうにしDSC_8124ている彼は、もう高校生だとか(#^^#) そりゃ私も年とりますわね(;´Д`)

 神奈川公会堂に行く。かながわく九条の会の10周年記念講演を楽しみにしていた私。映画コスタリカの奇跡を観て、伊藤千尋さん(ジャーナリスト・九条の会世話人)の記念講演を聞いた。伊藤さん自身何度もコスタリカに渡っているということで、リアルなコスタリカの話をしてくださった。

 コスタリカは70年前の1948年に常備軍を撤廃し、翌年には憲法にも規定された国です。アメリカから何度も圧力をかけられても屈することなく、軍隊を持たずに平和にくらしている。軍事費をゼロにして、全てを社会福祉に充てたことで、国民簡易保険制度を確立し教育面では、幼稚園から高校までが無料で、大学は7割の学生が返す必要のない奨学金で無料(@_@) 伊藤さんは、この話を聞き「あとの3割は?」と聞いたところ「学費を払っているけど、日本円で年間3万円」と言われたそうです。日本は、大学に行くために多額の借金をして通い、社会人になり借金を返す日々が待っているのと大違いです。当時の教育の充実のための合言葉が「兵士の数より教師を増やそう!」だったそうです。これ、日本は今真反対の教員を減らすことに力を入れているので、この精神を取り入れてほしい。

 この国は、小学校に入学するのが6歳半だそうですが、入学して直ぐに学ぶことは「人はみな愛されるために産まれてきた。愛されないのであれば、その憲法違反をした人を訴えなさい」ということだそうです。現に、憲法違反と小学生が訴訟をおこすことがあるそうで、例えば「産業廃棄物が学校の敷地の横に捨てられ、臭いで学習に集中できない」ということで、捨てていた業者を訴え、この裁判は勝訴したそうです。他にも「学校長が学校のグランドに車を停めていて遊べる範囲が狭くなった」という内容の訴訟も、小学生が勝訴。ここで伊藤さんは、話してくださった方に「小学生は、裁判を起こすのに費用が払えないでしょう?」と聞くと「個人的な訴訟は、個人の財産に関わることだから費用がかかるけど、憲法はみんなに関わることだから、訴訟の費用は税金だよ」と言われたそうです。もう1つ「訴訟となると、書類が沢山あるけど、それを子どもが書くの?」と聞くと「いや!ちょろちょろで良いんだよ」と(@_@) 「ちょろちょろとは、どの程度の?」と聞くと「ビールのラベルの裏とか、フランスパンを包んでいた紙とかに、名前と住所と不満なことを書けば良い」と言われたそうです(@_@) これまた日本と大違い(@_@)

 こういう訴訟もあったそうで「おじいさんが近所の薬屋に自分の服用している薬が品切れでなかったということで、薬屋を訴えた。勝訴して、その理由を聞くと、その方が生きていくうえで必要な薬を用意していないのは、その方の命にかかわるからということだそうです」とさらに「裁判所は、このおじいさんは、これからコスタリカを旅行するかもしれないから、コスタリカ中の薬局にこの薬を365日24時間用意するようにと言い渡したそうです」と!驚きです。

 憲法違反の訴訟は年間2万件ほどあるそうで、年に2万回も憲法良くすることをしているのだそうです。

 さらに、この国は、女性の活躍が言葉だけでなく進んでいるということです。憲法に女性の役職につく割合を40%にすることを書き込んでいるそうです。国会議員も公務員も女性が多いのは、実に羨ましい。国会議員の選挙制度は、比例代表制のみだというのも羨ましい。そして、国会議員は一度当選すると、二度と出られないそうです。権力を独占させないことが理由だと!これまた日本と大違い。権力にしがみつくのに、議会で何もしない議員が多い日本は、情けないではないか・・・。

 子どもの頃から、学校で自分で考える事を教わり、政治についてもしっかり参加するために、国の選管が学校に来て選挙についての学習をするとか(@_@) 

 コスタリカは環境も大事にする国で、国の中にトンネルが1つしかないそうです。どうしても道がないと行かれない所に、道路を造ると動物が行き来できなくなることや、環境を破壊するという理由から「だったら、人間が下をくぐれば良い!」という発想で、人間が通るトンネルを造ったというのです。

 何もかも、軍事費をゼロにしたことで、国民の平和にくらすために税金を使う、真の平和を手に入れた国だからできたこと。

 戦争は、環境破壊や人権侵害の最たるものだから、持続可能な社会とは相いれない。最大の持続可能な社会とは「戦争しないことだ!」と、再確認させていただいた。

 

 会場は、港北区や他市からも参加してくださった方々で賑わった。講演のあとは、もう一度映画を上映する予定になっていたのですが、私はここでおいとま。

 母と東白楽の駅まで歩く。駅でお互い反対側のホームへ。

 

 横浜駅でお買い物。夫に「ご飯何食べたい?」と聞いたのに、返事なく(~_~;) 独断と偏見で、豚汁とサンマと小松菜に決定!美味しくいただきました(*^▽^*)

 

 今日の写真は、運動会の看板と記念講演の看板の前で、畑野さんとパチリ。ちょっと遠いのですが、お話されていた伊藤さん。

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