宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

横浜市国際局のみなさんお疲れ様でした(^O^) 素晴らしい講演でした!

2018年2月3日

DSC_7221 今日は、横浜市国際局が開催したイベントに行ってきました(^u^)

 ~国際平和講演会~と題して、公益財団法人広島平和文化センター理事長・平和首長会議事務局長の小溝泰義さんがお話しをしてくださいました。

 1948年生まれ、1970年外務省入省。

 国際原子力機関事務局長特別補佐官、軍縮不拡散・科学部国際原子力協力室長、在ウィーン国際機関日本国政府代表部大使、在クウェート特命全権大使を経て、2013年4月(公材)広島平和文化センター理事長就任(現職)。同年8月平和市長会議事務局長に就任。外務省主催「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」委員という、もの凄い経歴をお持ちの方が、講演の前に私たちの所へいらしたので、名刺交換をさせていただきました。

 とっても穏やかなお顔の素敵な方で、どんなお話しをされるのか、とても楽しみでした。

DSC_7222 国際局の副局長さんのご挨拶は「昨年の、平和首長会議で、広島、長崎との連携を確認してまいりました。」と話された後、あらき団長のお隣に着席(^_^)

 小溝さんは、今の世界情勢で「貧困と格差、差別や不信感からくる不安定な気持ちがまん延している、このような時だから全世界にある15000発の核兵器が使われかねない。だから広島、長崎の被爆者のみなさんは、もう二度と、今の人たちにあんな辛い苦しい思いをさせたくない!という思いから核兵器の廃絶を訴えています。敵対するのではなく、色々な角度からアプローチすることが大事です。」と凄い力を込めて話されたので、引き込まれるように聞き入ってしまう。

 パワーポイントを使って、お話しを始めると「どうも、時間の使い方があまり上手くないもので、一応こういうものを用意しましたが、この通りに話すとは限りませんので、ご容赦ください」とお茶目。

 最初に『広島・長崎が発する平和のメッセージ』として、被爆者のみなさんの言葉を紹介。「私たちは、核兵器を憎みますが、落とした人を憎んではいません」と、でも、小溝さんは「私は、同じ人間が同じ人間に対してこんなことをするなんて、私自身は絶対に許せない!!」と、何度も、力入ってました。ピンポン玉とかゴルフボールくらいの大きさくらいしかない核爆弾が、どれだけの被害をもたらしたのか・・・

 何度も、小溝さんが口にした言葉は「対話」でした。次が「観念論ではない」あと「若い世代に平和な世界をプレゼントするため、今、責任をもってとりかかる」。

 最後の質疑応答では、大学生の男性が「日本は、アメリカの核の傘の下に居る、唯一の戦争被爆国でありながら、国連の会議にも出なかった。私たちはこれから、どうすれば?」というような質問をされた。お答えは「親分とパシリのような関係です、敗戦国ですから。そうそう、さきほど、JICAさんのことを紹介するのを忘れましたが、日本の原爆被害を知らせる展示会を、反米のニカラグアで1番最初に開いたんです。殺されるかも知れなから気をつけろと言われていたのに、対話で場所を借りて、開いたのが始まりです。」と、ご自身が45年外務省で経験してらしたことや、14才から平和や社会問題に興味を持ち、誰にも相手にされず、悔しい日々を過ごし、夜道を一人歩いて居る時に心に誓った思いで、今も活動されているというお話しに感動。

 

 本当は、途中で抜けて、別の行事に行かないといけなかったのですが、お話しがあまりに素晴らしくて、席を立つことができませんでした。最後まで、あらき団長と北谷議員と拝DSC_7223聴させていただき、興奮気味に会場を後にしました。

 

 北谷議員と、遅いお昼の後、控室で、仕事。

 

 今日の写真は、講演の前の舞台と、原爆写真パネルの1枚と、誰も居ない控室です。

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