宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

空気が冷たくなりました。

2018年11月14日

DSC_8288 本格的な冬に近づいています。風邪をひいている方も多くなってきました。みなさんも気を付けてお過ごしください。

 

 今日は、14時から神奈川生活ネットワーク・秋の学習会に行きました。『世界の横浜・港の将来構想とカジノを考える』と題して、横浜港運協会の藤木幸夫会長が講演をしてくださいました。

 会場は160人の参加で、ほぼ満席。藤木会長は、ご自分の生い立ちは、戦時中に大変苦労をされたと語られ、中学3年生の時に終戦をむかえたと。「昭和14年にあったことを覚えている。小学校3・4年生の時、西洋の物が消えていって、民間の人達の生活が変わった」と、おっしゃった。今の政治が戦争前夜に似てきていることを大変危惧していました。

 カジノには猛反対していましたが、港の歴史なども語られ、港への思いと横浜の経済への思いは、人一倍おありになる。最後に「今でも、カジノの在る所では、何人も殺されてる!シンガポールでは、あの高いビルから、何にも飛び降りてる!韓国は、来るときには、ベンツできて、負けて質屋に入れている。あの周りは全部質屋ですからね!浮浪者が部落作ってる!国に帰ったら大金持ちだった人です」と厳しい口ぶりで批判しました。

 時間をオーバーして、色々とお話してくださいました。

 私が驚いたのは、戦時中に教育勅語を信じ「天皇様のために死ぬんだ」と思いながら育ち、あと3日で満15歳で兵隊として戦地に行っていたかも知れない方だったということと、2020東京オリンピック・パラリンピックにも反対していること!1930年8月18日生まれの藤木会長は、今でもお元気ですが、話の中で、毎月行う血液検査の結果で、いつもたんぱく質の数値だけが低いというのです。食べ盛りの時に食べ物がなかったことが、大きな原因だそうです。 

 「市民運動は嫌い」とおっしゃった「私は、一人でも反対する」と言われた目は力強い!凄い方でした。

 

 フロアーからの発言も「平塚競輪場の近くに住んでいた人から聞いたけど、朝、牛乳配達されても、取って行かれる。新聞もポストから抜かれる。家の軒下に知らないおじさんが寝てるということがあったということです。競輪は月6日しか開催しないし、額も少ないと思うけど、カジノとは額が違うから、心配」という方や「神戸の競輪場の近くに住んでいたけど、友達のお父さんは仕事に行かない、借金をつくるとかで、大変だったけど、住民が反対運動をして、競輪場をつぶして、市民利用施設を造ったら良いことづくめ!私は、横浜に住むようになってから長くなりましたが、絶対にカジノ誘致に、命がけで反対します」ときっぱり!

 「山下ふ頭がダメなら、みなとみらいになる可能性も大いにある」という方も「今、みなとみらいには高級ホテルの建設を進めている」と危惧されていた。この方のお宅の前にこのホテルと展示ホール等の施設が建設中なのです!自宅の前にカジノなんて・・・((+_+))

 港湾で働いていたという方は「港湾労働者が子ども3人も居るのに、ギャンブル依存症になり、抜け出すまでに物凄い苦労していたのを見てきたので、カジノには反対です!」とおっしゃった。

 本当に港横浜にカジノはいらない!!

 先の発言でみなとみらいも危険だということをおっしゃった方は、以前から色々と情報交換している方で、久しぶりにお会いしたので、途中までお話しながら歩いた。東神奈川駅の近くでお別れし、事務所に行くと、日曜版の仕分けの日で、賑やかだった(;^_^A 

 何故事務所にというと、宣伝カーで流す音源を録音するためでしたが、とにかく賑やかで(;^_^A しばらく落ち着くのを待つ。みなさんのお気遣いで、無事に録音終了。

 

 買い物して帰る。肉じゃがを作ろうと、鍋に切った野菜をいれストーブの上に置く。食べるのは、明日(⌒∇⌒) 

 

 今日の写真は、お話している藤木会長。

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