宇佐美 さやか

うさみ 清香
日本共産党横浜市会議員
うさみ日記

原水爆禁止2019年世界大会ー長崎 1日目。

2019年8月7日

田上長崎市長 長崎での大会参加は2回目。広島には1回参加してます。なので3回目の参加になりますが、参加する度に各地から参加される方々と思いを1つにできること、多くの参加者から勇気と元気を分けていただけることが、地元に戻った時にも活動のエネルギーになるので、参加することの意義は大きい。

 

 8月7日(水)開会総会が15時30分から開かれ、4000人(神奈川県から263人)が参加しました。

 主催者報告

 「2週間前まで、原爆投下の目標は、第1に広島、第2が小倉、第3が長崎だった。小倉は、前日の空襲で視界が悪く、目標が長崎に。広島では、20万人、長崎では11万人が当日亡くなられた・・・中略・・・武器を持つことで平和を維持できると考えるのは、間違えている。アメリカは、1774年~2広渡 名誉教授014年までの戦死者は、120万人。1968年~2014年まで、銃による死者は150万人居ることでわかる」と、武器では、平和を守ることができないことを強調されました。

 

 被爆者の田中 重光さんは「1954年、アメリカが行った水爆実験で900艘の漁船が被爆したことで、東京の杉並から始まった原水爆禁止の署名・・・中略・・・戦争により生命・身体を脅かされても、何も言わないで・・・」と日本政府を厳しく批判。

 

 田上 富久長崎市長は「被爆者の平均年齢が80歳を超え、被爆者の居る最後の時代から、被爆者の居ない最初の時代が始まろうとしている時だから吉原代表こそ、今ちゃんと被爆者のみなさんの声を聞かないといけない。「広島と長崎だからでしょう」と言われるけど、違う。核兵器禁止の願いは世界中の願いです。仲間として連帯のあいさつをさせていただきます」と、ごあいさつ。

 

 市民連合呼びかけ人の広渡 清吾東大名誉教授は「立憲野党は、安倍政権を許しません!アメリカ言いなりの安倍政権を倒しましょう!」と話された。因みに、余談ですが。広渡さんとは、飛行機が一緒でした。

 

 海外政府代表の発言が続く。日本だけのことではないと運動を後押ししてくださっていることに頭が下がる。

 

稲嶺 進前名護市長 脱原発・自然エネルギー導入促進へ「原爆も原発もない社会へ」と吉原 毅原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟代表も連帯のごあいさつをされました。

 

 2020年・核兵器廃絶へ向けての行動が海外代表のみなさんから報告され、会場から大きな拍手が鳴りやまない。

 メキシコからの代表の女性「1945年を忘れてはいけない。今でも14000発もの核がまだ残っている。メキシコの憲法は、核は、平和利用のみとされている。カリブ海域の核兵器禁止の条約制定に力を尽くしてきました。核抑止力論は、消極的で間違えています!私たちは諦めません!」と話された。

 もちろん、日本各地での草の根の活動も報告され、また大きな拍手。

 

神奈川県内に住む被爆者のお2人 『沖縄のたたかいに連帯を』と、稲嶺 進オール沖縄会議共同代表・前名護市長が、登壇。

 「「やめてー!!痛いぃ!!」こういう声が、今も座り込みの地では、聞かれます!「国には、国の、沖縄には沖縄の民主主義がある」と岩谷防衛大臣が言いました。三権分立もない法治国家。我が沖縄は、1952年に日本から切り離された。27年も。47年経ちました。普天間では23年前に返還合意がされたのに・・・。辺野古では、人権侵害、環境破壊、民主主義の破壊が大問題になっています。オスプレイは沖縄だけの問題ではありません!全国を飛び回っています。1人ひとり、自分たちのこととして受け止めなければならない。2004年4月から座り込みをしている。5700日続いている。今も続いている。私たちは無理なことを言っている訳ではない!主権国家として民主主義を守るために、私たちは、勝つまであきらめない!今日も、明日も続くでしょう!」と沖縄の実態を話された。

 

高校生から署名が手渡された。 そして、2019年原水爆禁止国民平和大行進の全通し行進者と国際青年リレーのみなさんが紹介されました。毎年歩いている方もおられて、本当に頭が下がる。

 

 総会は、最終日まで休会となり、神奈川県の代表者が集まり、報告事項が伝えられた後、神奈川県内に住んで居る被爆者の証言を聞きました。その後、1人で30筆もの『ヒバクシャ国際署名』を集めた女子高校生から、被爆者のお2人に署名が手渡されました。

 

 

 会場を出て、近くのお店に移動。今度は、神奈川県の新婦人のみなさんとの交流会。30人以上が参加してぎゅぎゅう。

 自己紹介だけで時間が過ぎる(^_^;) でも、人に歴史ありですね。神奈川県内を何十年にもわたって通し行進をしておられる方が「この前、自宅の片付けをしていたら・・・」とご自身が初めて参加した原水禁のしおりが出てきたと話され、みなさん「うわ~~!!」と声を上げて驚く。

 初めて参加したという方も、みなさん元気に地域で活動されていることを報告されました。

 賑やかな時間は、あっという間に過ぎました。

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